冠省、標記の件について下記の通りご案内申し上げます。
2007年6月、岐阜県安八町でデビューした「エアーかおる」は、お陰様で累計出荷枚数1900万枚を超え、スーパーゼロの出荷総量は5000トンを超えました。ここまでご長きに亘りご支援頂き厚く御礼申し上げます。
8月にローンチしました「超無撚糸」は予約を含め既に200トン超のご発注を頂きました。さらにバスタオルの概念を変える「バスタオル半分時代」はSDGsの観点からも国内外から大きな注目を頂いております。
今回は、野村タオル様・プラーナル様・ゴールデンポート様・そして浅野撚糸の4社合同ブースを設けさせて頂き、あらゆるチャンネルへの可能性を追及したショウブースとなります。是非ともご来場頂きますようお願い申し上げます。
草々
浅野撚糸株式会社 代表取締役社長 浅野雅己
無撚糸を超える柔らかさとふくらみ
毛羽落ち率0.09%未満で風合い長持ち
(日本タオル検査協会合格基準 0.5%以下 新今治タオル合格基準0.2%以下)
無撚糸は1970年代に開発されました。タオルの常識を覆した“わた”のような風合いで、瞬く間に全世界に広がりました。しかしながら、無撚糸は一般的に毛羽落ちが多く耐久性に乏しいなどが欠点でした。今回の開発は、無撚糸とは異なり世界初の撚糸工法で、無撚糸を超える「超無撚糸」と命名しました。
この「超無撚糸」はエアーかおるが誕生した18年前より、浅野撚糸本社で開発が継続されてきましたが、成功に至りませんでした。17年間の失敗を糧に、改良を加えた機械(スチームセッター)が2023年4月に双葉事業所に設置され、1年間の試行錯誤を重ね、2024年4月成功を確認しました。浅野撚糸双葉事業所「フタバスーパーゼロミル」で生まれた「超無撚糸」を、福島復興のシンボルとして世界へ羽ばたかせたいと願います。
フタバスーパーゼロミルには20台の撚糸機が増設されました。既に日本毛織様に年間4台ご発注を頂いています。
残り16台をスーパーゼロで回し、双葉産の糸を全国に全世界に拡散したい思いがありました。
そんな中に国内1社・海外5社(ベトナム2社・韓国1社・ポルトガル1社・中国1社)がパートナーシップ契約(※1)を締結頂けました。
そして今回のギフトショー出展に際し3社から合同出展の合意を頂けました。
野村タオル様・・・・・シグマ社(ベトナム)窓口としてご尽力頂いています。
ゴールデンポート様・・ドンファン社(ベトナム)窓口としてご尽力頂いています。
プラーナル様・・・・・国内唯一(今治)パートナーシップ契約を結んで頂きました。
※1、パートナーシップ契約とは、フタバスーパーゼロミルで生産したスーパーゼロを中心に年間60t以上を使用したタオルを生産し、
福島復興を全世界へアピールすることを目的とした契約。
浅野撚糸を含め4社それぞれの強みを活かし、生活必需品・化粧品・ホテル需要・ギフト(ノベルティ)需要・SDGs関連など様々なニーズに対応します。
また、海外への輸出やベトナムを拠点とした三国貿易に大きな可能性を模索する出展でもあります。
日時:2/12(水)~2/14(金) 10:00~18:00(最終日~17:00)
会場:東京ビッグサイト 東6‐T50‐06